初日カバーとは（英語：First day Cover）記念切手を封筒に貼付し、発行日の消印をした趣味性の強い郵趣品です。初日カバーは、記念品としての要素が高いので、その封筒には、多くの場合、新切手にちなんだ奇麗な絵が描かれているか、印刷されています。 初日カバーを見ながら昭和の時代を振り返ります。
３５．壱岐対馬国定公園郵便記念切手
この国定公園は、長崎県の離島、壱岐及び対馬の海岸部を主体とし、内陸部の山岳部も含んでいる。面積１２６２５ヘクタール、昭和４３年７月に国定公園に指定された。壱岐・対馬は朝鮮海峡をへだてて韓国に近く、古く大陸文化の中継地となり、元寇の戦いにも耐え抜いたところで、そのころの文化遺跡も多い。
発行日：昭和４５年２月２５日
種類 ：１５円 対馬浅茅湾の景観と対州馬に乗った豆酸（つつ）娘
３６．郵便番号普及郵便切手
昭和４３年７月１日に郵便番号制度が実施されてから二周年を迎えるため、今年も７月１日から７円と１５円の郵便切手を郵便番号にちなむ図案に代えて発行することとなりました。今年４月の郵便番号記載率は切手貼付の郵便物で全国平均８１．２％、料金後納・別納の郵便物で６５．７％、全体の平均７５．６％となっています。
発行日：昭和４５年７月１日
種類 ：７円・１５円 郵便番号シンボルマーク
３７．古典芸能シリーズ 第１集 歌舞伎
郵政省では、わが国の古典芸能を広く内外に宣伝するために、各分野の代表的なものを選び発行します。
発行日：昭和４５年７月１０日
３８．日本ガール・スカウト運動５０周年記念郵便切手
１９２０年に「日本女子補導団」の名称で、わが国で初めてガール・スカウトの一団が結成されました。その後、この運動は年々盛んとなり、第二次世界大戦で中断されましたが、戦後まもなく再建され、団体数１０００余、団員数３０，０００を数えるガール・スカウト日本連盟にまで発展しました。７月２６日からは世界８２ヶ国のガール・スカウトが参加して、国際青年会議、国際キャンプ、国際大ラリーなどの記念行事も国内で展開されます。
発行日：昭和４５年７月２６日
種類 ：１５円 ガール・スカウト
３９．第４回犯罪防止国際連合会議記念郵便切手
８月１７日から京都で「犯罪の防止および犯罪者の処遇に関する第４回国際連合会議」が開催されます。この会議は、各国政府、実務家、専門家等約２，０００名が参加するもので、わが国における本年最大規模の国際会議です。会議の創始は１８４６年フランクフルトアムアインの国際刑務会議にさかのぼるものですが、１９５５年ジュネーブで開催以降は、国際連合により主催されることになり、５年ごとに行われます。
発行日：昭和４５年８月１７日
種類 ：ひまわりと国連のマーク
４０．第１９回国際職業訓練競技大会記念郵便切手
通称技能オリンピックと呼ばれ、「国際職業訓練競技大会」が第１９回を迎え、千葉市中央技能センターを競技場として参加１６ヶ国約２８０名の選手が、旋盤、機械組立、家具、洋服等３０種目にわたり技能を競うこととなりました。この大会は第二次世界大戦後スペインの職業青年団が開催した技能競技大会を発端とし、１９５０年にポルトガルが参加したのを皮切りとし、次々と参加国が増え、わが国は１９５２年の第１１回大会に始めて選手団を送りました。
発行日：昭和４５年１１月１０日
種類 ：国際職業訓練競技大会マーク
４１．１９７１年 年賀切手（新潟県新井のいのしし）
１９７１年の年賀切手には 新潟県新井市の民芸品「いのしし」がえがかれました。この「いのしし」は、楓科のウリの木の皮をたばね、いのししの形に作ったものです。
発行日：昭和４５年１２月１０日
種類 ：７円 新井市の民芸品「いのしし」
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